前作の仁王が発売してから早2年半以上の月日が経ちました
続編を匂わせる終わり方をしたのでいつかとワクワクして待っておりました
そしてついにβ版が配信されたので早速プレイ!そのレビューとなります
https://www.gamecity.ne.jp/nioh2/
まず結論から
ガッツリと楽しむことのできる体験版でした
前作の既プレイヤーということもあり仁王2は正統なパワーアップ版だと感じました
良いところを残しつつ、改善や新規機能の追加などがしっかりと行われてた印象です
発売はまだまだ先ですが今から楽しみですね!
以下、個人的な意見をまとめていきます
良かったところ
キャラクタークリエイトが可能に
前作はウィリアム(按針)という外国人キャラクターが主人公でしたが、今作は自分で見た目を変更することができます
開発陣がコーエーテクモということもあり、かなり高水準な見た目のキャラクターを作成することが可能となりました
それなりに細かい所まで弄ることもできますが、プリセットのクオリティが高いのでそのままでも楽しむことができます
新武器の追加
「仁王」では、武器がデフォルトの5種 + 追加された2種で計7種類ありました
ここに更に「手斧」「薙刀鎌」が追加され9種類となりました
ステータスの「呪」は陰陽スキルを強化するのみで、能力値に対応して強くなる武器がありませんでしたが、今回追加された「薙刀鎌」は「呪」に対応する武器のため陰陽ビルドが輝きそうです
また実際使ってみたところ、下段・中段・上段と役割がハッキリとしている武器性能をしており使っていて楽しかったです
更に変形武器というロマンも持ち合わせた良武器でした
妖怪化システムの追加
アムリタゲージを貯めることで妖怪化できるようになりました
憑いている守護霊のタイプに応じた妖怪に一定時間変身することができ、攻撃力が上がったりダメージを無効化したりなどパワーアップすることができます
これにより窮地を脱したりボス戦で一気にダメージを与えることが可能になりました
また守護霊には妖怪がドロップする「魂代」を装備させることで妖怪技が使えるようになります
妖怪ゲージを消費して妖怪が使っていた技を自分でも使えるようになるシステムで、これにより戦略の幅が広がりました
また魂代にもレベルやステータスがあるため、ハクスラ対象として集めることになりそうです
特技の追加
R2+〇で出すことのできる新モーションが追加されました
これを敵の強攻撃に合わせて使用することでカウンター攻撃となり気力を大きく削ることができます
またモーションと攻撃方法は守護霊の種類によって変わるため自分に合ったものを選ぶと良さそうです
カウンター攻撃を当てるには咄嗟の判断が必要となりますが上手く決めることができれば敵は気力切れを起こし戦局は有利に傾くでしょう
悪かったところ
初心者には厳しそう
前作に比べると簡単に落命するようになりました
敵の攻撃力は当然として気力切れが起きやすくなった気がします
元々難易度の高いゲームであるため、その路線で作っていただくのは構いませんし色々機能が増えたのは嬉しい点ですが、その反面操作を覚えるのが大変そうです
それにより初心者の方が取っ付き難くなってしまったような気がします
ただ簡単にしすぎても経験者から不満が出そうですし難しい所ではあります
前作をプレイしている僕からすれば「仁王が帰ってきた」と言える良バランスに感じました
敵に特殊技が追加
こちらも難易度に関わる点です
普通の敵が組みうちのような強技を出してくるようなりました
これを喰らってしまうとほぼ即死します
ただしこれは、無闇に攻撃を振り続けた結果気力切れを起こして避けれなかったとか、敵のモーションにまだ慣れていないことが原因だと思います
ですので一概に悪いとは言えず、プレイヤーの腕が上がれば自然と対処できるようになる類だと言えます
僕は雑魚的でも侮れないぞ、という一種のスパイスとして受け取ります
常闇の追加
常に常世状態になる「常闇」が追加されました
常世状態では気力の回復速度が大幅に減少したり妖怪の能力が上昇します
ただでさえ気力の管理が厳しくなったところにこのシステムは辛いと感じました
ただし常闇にいる妖怪は相手をしなくてもクリア可能であることや、高レアなアイテムがドロップし易いといった利点があることから悪いとまでは言いません
これの本当に辛い所はボスが常闇を展開することです(彼岸花が咲く演出は好きです!)
順調にダメージを与えていても常闇にされて一気にまくられたなんてことはザラです
まぁそのために妖怪化できるようになったとも言えるので新機能はガンガン使っていけば問題ないかと思います
最後に
やはり死に覚えゲーという立ち位置からなのか、プレイヤーからは難しすぎるといった意見が散見されました
正直なところ僕も難しいとは感じており最初のボスである「鎌鼬」に勝つのに2時間くらいかかってしまいました
それでもやっているうちに敵の攻撃パターンが分かってきたりだとか、アイテムやスキルを考え直してみるだとかやってると勝てるようになりました
こういったアクションゲームは慣れが必要なので是非諦めないでプレイしてみて欲しいです
苦労してボスに勝てたときの達成感は他には代えがたいです
また仁王2では最大3人でプレイすることが可能ですので、1人で勝てなくても誰かに協力してもらうという選択肢もあります
友達でも、知らない人とでも誰かと繋がってプレイするのも如何でしょうか?