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【ベオグラードメトロの子供たち】キャラクター / ゲーム紹介

9/11にSteamにて配信が開始された
Children of Belgrade Metro(ベオグラードメトロの子供たち)のゲーム紹介です。

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あらすじ

サスペンス+サイキックビジュアルノベル。セルビアの首都・ベオグラードに引っ越してきた主人公・シズキは、施工中止から4年間放置され、廃墟同然となったベオグラード・メトロに迷い込んでしまう。しかし、そこは暇を持て余した能力者たちの溜まり場だった。

 

ストーリー

20XX年、旧ユーゴスラビア圏・セルビアの片田舎各地で超能力者が現れたという報告が入る。
政府は能力を使用した者を罰する法律を作る。これにて平和は守られたように思われた。

10年後……

セルビアの首都・ベオグラードに引っ越してきた主人公・シズキは、家出をしたところ
施工中止から4年が経ち、廃墟同然となったベオグラード・メトロに迷い込んでしまう。
しかし、そこは暇を持て余した能力者たちの溜まり場だった。

ベオグラードを牛耳る大企業・ゴールデンドーン社による『能力者狩り』により、
能力者たちは厳しい立場に置かれていた。

さらに主人公はゴールデンドーンの令嬢・マリヤと出会い一目惚れ。
極端な男卑女尊の思想を持つ彼女に近づこうとして、女装をすることになる。
超能力者の謎を追うにつれ、彼女に深く入れ込むにつれ、主人公はとある野望を抱く。


バルカンのむせるような夏、要塞のようなブルータリズム様式の団地がそびえるベオグラードで、
忘れ去られた王国のようなメトロが子供たちを飲み込んでいく……。
という物語。

 

このゲームについて

真実が目に見えたためしはありますか。
俺はありません、少なくとも生きているうちは——

140枚以上のスチル(アニメーション含む)、テキスト28万字超え
セルビアの首都・ベオグラードを舞台に、子供たちの軋轢や鬱屈、超能力者同士の戦いを描く

https://store.steampowered.com/app/1355500/_/より引用

主人公の「シズキ」がベオグラード・メトロに迷い込み、そこにいた能力者「デジャン」と共に超能力者の謎を追っていくストーリーとなっています

ゲームの形式はビジュアルノベルですが、スチルの量がかなり多く、一部はアニメーションとなっているため見ごたえがあります

ストーリーはいくつかのエピソードに分かれて構成されており、1つ読むのに約40分くらいかかります(製作者様の想定プレイ時間は約8時間)

またエピソードの合間にはバックストーリーを飾る手紙のやり取りを見ることができます

これは見ても見なくても次の章に進むことができるため、あえて見ないということも可能です(クリアしてから見ると印象が変わるかも)

 

登場キャラクター

※R-18相当の残虐表現と性的表現を含むため、便宜上キャラクターは18歳以上と記載されていますが、実年齢は違います

そのため一部文字の規制が行われていたりスチルに年齢制限があります

公式サイトで配信しているパッチをあてることで制限を解除することができます

シズキ・ペトロヴィッチ

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本作の主人公(手前)

現在14歳で半年前にベオグラードに引っ越してきた

ある日ベオグラード・メトロに迷い込み、そこでデジャンと出会う

彼自身は無能力者だが、頭が良く回るためデジャンの手助けをしている

家庭環境に問題があり母親や妹であるジーマと距離を取っている

シズキは中世的な顔立ちをしているため、よく女の子に間違えらているのだが、過去に女装をした経験がある

マリヤに近づくためにジーマの名前を騙り、再び女装という手段を取っているのだが満更でもない様子を見せる

 

デジャン・アレクシッチ

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16歳の能力者(右)

小さい頃にゴールデンドーン社に勤めていた父親を殺害されている

父親の仇を取るために、その時「警備隊」と名乗っていた女を見つけようと奔走している

また、それが原因なのか大の女嫌いとなった

運転が得意なため運転手として仕事をしているが、そこで得た金は煙草や薬に使っている

一応サッカー部に所属しているが顔はあまり出していない(ボールも能力を使って制御している)

能力は「サイコキネシス」

 

ネデルカ・ファルカス

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14歳の能力者

超能力を呪われた力だと考えており、能力者を忌み嫌っている(自身を能力者だと認識していない)

ニコレッタ曰くコミュ障で、やや回りくどい話し方をするため周りをイライラさせることもある

過度にいじめられている訳ではないが、教師や生徒からはぞんざいな扱いを受けている

母親が呪術師(今は占いがメイン)のためネデルカ自身もタロット占いをすることもあるのだが、性格故か結果を全て悪い方向に捉える癖がある

自分に優しくしてくれるシズキに好意を抱いており、彼から嫌われていないか気にするシーンが多々ある

能力は「死者召喚」

 

マリヤ・オブレノヴィチ

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14歳でゴールデンドーン社の令嬢

過去にシズキと会っているらしいが、マリヤは覚えていない

社長として働く母親と情けない父親を見ている影響か、男を強く見下す傾向にある

そのため付き人を募る際は、女性であることが第一条件となっていた

不思議な力を持っているらしく、シズキの心の中を見通したりする場面が見られる

立場上ボディーガードに見守られ(監視され)ていたり、側近のメイドが付いている

 

etc

上記以外にも多種多様なキャラクターが登場するのだが、あまり書きすぎるとネタバレになってしまうため詳細は伏せておく

公式サイトにも登場キャラクターの紹介が記載されているが、見ないでプレイすることをオススメ

 

TIPS

ストーリーを読んでいるとオレンジ色にハイライトされたワードが出現する

それをクリックすることで、そのワードに対する説明や補足事項を見れる

一般的な知識や能力に関する情報などを知ることができるので、ストーリーをより楽しめるようになる

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プレイしての感想

冒頭や各エピソードの一部では現在、過去、未来と切り替わるシーンがあったため理解し辛いところもありました

ですが、そこを超えてエピソード3~4あたりまで読み進めると面白く感じてきて続きが気になってきます

エピソード3まで遊ぶことのできる体験版も配信しているようなので、気になった方はそちらから遊ぶのも良いかと思います

store.steampowered.com