バイオハザード8をトロコンするまでやり込んだのでプレイした感想と評価をまとめます。
まず結論から
正統派な続編として楽しめるゲームでした
評価は 4.7くらいです
バイオハザード8は前作の主人公であるイーサンの物語となっています
そのためバイオシリーズ全体の続きというよりかは、前作の続きとなります
ですが主要キャラクターの登場や本編への繋がりなどがストーリー内に散見されるため、しっかりとバイオハザードとして楽しむことができました
以下、個人的な意見をまとめていきます
良かったところ
父としてのイーサン
今作は穏やかな家庭シーンから始まり、直後に一転し危険な村に放り込まれます
そのためプレイヤーもイーサン同様、何が起きたのか訳も分からず先に進むことになりますが、妻のミアと娘のローズを探し出すという明確な目的を持って戦いに身を投じていきます
流れ自体はまさに王道といった感じではありますが、それ故にストーリーラインがハッキリとしているため続きが気になりプレイに夢中になってしまう良さがありました
またネタバレになるため詳細は書けませんが、ラスボスとの戦いからエンディングにかけてのイーサンが父親として非常にかっこよかったです
戦闘の幅が広がった
前作のバイオ7は初代の雰囲気に近く、敵が少ない代わりに恐怖感を煽る設計となっていました
そのため戦闘はボスがメインだったためイベント戦のような感じが強かったです
ですが今作は様々なクリーチャーが大量に出現する設計となっていたため、従来のアクション要素の強いバイオハザードとして楽しむことができました
また、バイオ4のような商人が追加されたことにより武器のアップグレードやカスタムなど戦闘の幅を広げる要素があるのも良かったです(ただの商人ではなくストーリーにガッツリ介入してきましたが)
イーサンの名演技
村人を救えなかった悲哀、妻子を奪った敵への悪態、身体ダメージによる絶叫など様々な感情をもったイーサンを見ることが出来ました
どのシーンも感情がこもっており、自然とプレイヤー側もイーサンに同調しやすいように感じられました
また、クリスから戦闘訓練を受けたといえ一般人寄りのイーサンですが、今回も手のひらを貫通させられたり、右腕を斬り落とされたりと痛ましいシーンが多くて可哀想すぎる、と感じました
しかしその度に迫真の演技を見ることができ臨場感があって良かったです
特異菌の適合体質とはいえ、彼にはもう少し優しくしてあげて欲しいですね
悪かったところ
ストーリー関連は特に無し
最初から最後まで、なんのストレスもなくプレイできました
また難易度も若干マイルドになっており、難しさより楽しさが増すような絶妙なバランス感が実現されています
マーセナリーズの改変
バイオ6以来にマーセナリーズが復活しました
しかし、個人的にはシステムの改変により微妙になったと感じています
原因としてはキャラクターが固定であること、格闘によるアクションが無いこと、毎回アイテムの購入や武器のアップグレードが挟まりテンポが悪いことが主な原因かと思います
とはいえ敵の出現パターンが決まっているため、フロア毎に動きを覚えてしまえば高ランクを狙えるという手軽さは良いと感じました
実際のところ最後の方は覚えゲー感覚て楽しんでいる節もありましたし、自分が過去作に囚われているだけかもしれません
そのためオマケ要素でもありますし評価を下げるようにはしていません
ただし「ウェスタン・ヒーロー」、テメーはダメだ
多くの人が実績を達成できるように、せめて4ステージをSランク以上にするべきだと思いました
まとめ
バイオハザード作品として非常に満足度の高い仕上がりとなっていました
次作がどうなるかは分かりませんが、この面白さを継続していって欲しいと思います
ただFPS視点に加え、カメラ距離が近いことや揺れが多いことでゲーム酔いするプレイヤーが多いと聞きました
なので、ここら辺は改善点として手を入れて欲しいですね