Ghost of Tsushima(ゴーストオブツシマ)をトロコンするまでやり込んだのでプレイした感想と評価をまとめます。
まず結論から
非常に楽しめる良いゲームでした!
評価は 4.5くらいです
あえて詳細は追わず、ゲームの紹介ムービーのみを見て発売を楽しみにしておりましたが素晴らしい作品でした
なにより驚きなのは、日ノ本を題材にしているけれどゲームの開発は海外ということでしたね
セガの名越さんが「日本人以上に日本人の心をくすぐる外国人って・・・凄くないですか?」と仰っていましたが、本当にこれでした
以下、個人的な意見をまとめていきます
良かったところ
侍、そして冥人しての仁
主人公の仁は早くに両親をなくしており、伯父の志村に育てられています
侍として育てられ、「誉れ」を尊重する生き方をしてきましたがモンゴル兵の圧倒的な強さを目の当たりにし、民を守るために今までの生き方を捨て「冥人」として生きるようになります
その際、誉れを捨てることへの逡巡や葛藤、誉れを何よりとする志村との衝突がありと様々なドラマが生まれてきます
セリフに加えて表情の作りこみがすごいため、キャラクターの感情が流れ込んでくるような感覚がありました
そして冥人として迎えるラストの選択肢・・・とても悩ましい2択でした
これは是非、自身でプレイし選んで欲しいですね
ロードが爆速
これは正直ビビりました
ゴーストオブツシマは所謂オープンワールドに属するゲームなので、Skyrimやモンスターハンターワールドなどといったゲームを想像してもらえば分かりやすいですが、ロード時間が2,3秒と超速いです
しかも開発者によると「本当はもっと速かったけど、速すぎてTipsが読めないので意図的に遅くした」とのことで更に驚きました
PS5になるとSSDがデフォルトになりロードが一瞬で終わるようになる、など言われていますが、その先駆けのような片鱗を味わった気分でした
ロケーションが多くファストトラベルが多いゲームでしたが全くと言ってストレスを感じませんでした
緊張感のある戦闘と様々な戦法
先日のアップデートで「万死」という難易度が追加されましたが、上の難易度にすると自分も敵も攻撃力が上昇し1,2回攻撃される死ぬ、というレベルまで跳ね上がります
真剣を使った戦いなのでリアル指向なのも面白いと感じました
何より自身の攻撃力も上がるっていうのが良かったですね。普通のゲームのハードモードとかって自分のHPや攻撃に制限がついて敵が超強化みたいなのが多いじゃないですか
なので理不尽じゃない難易度として楽しめました
またストーリーの進行や主人公の成長に合わせて様々な武具やスキルが手に入っていきます
これにより今まで以上に敵を早く倒したり、闇討ちを簡単に狙えるようになったりと、やれることが増えていくので操作することへの飽きが来にくいです
斬新なナビゲートシステム
「父は風に、母は鳥となり導いてくださる」と、両親を亡くした仁に対して乳母の百合が言ってくれます
それがゲームのシステムとして落とし込まれており、目的地を設定するとその方向に風が吹き、近くに人や物があると鳥が現れ仁の先導となってくれます
ゲーム背景(時代や設定)に影響を与えることなく、邪魔にもならないようプレイヤーを手助けしてくれる良いシステムだと思いました
また移動手段として愛馬が最初からいますので短い時間で島を駆け巡れるのも良かったです
悪かったところ
特になし!
強いて言えば収集品が多かったってことですかね
別に強制ではないので問題はありませんでしたが
まとめ
ストレスを感じない満足のいく1本でした
僕はアサシンクリード(レベル性の無かった4くらいまで)がとても好きなので、闇討ちができて超楽しかったです
また煙玉、吹き矢など類似した暗具もあったためプレイしていてちょっと嬉しかったです(このころのアサクリに戻ってくれ・・・)
サッカーパンチさんの繰り出す新規IPとしては大成功だったと思います
まだゴーストオブツシマが発売されたばかりなので尚早ですが、「サッカーパンチプロダクション」が出す次回作がとても楽しみであります