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【スターオーシャン6】プレイした感想・評価。シリーズ最高の仕上がり

スターオーシャン6 THE DIVINE FORCEをプレイした感想と評価レビューをまとめます。

まず結論から

とても楽しめるゲームでした

評価は           4.5くらいです

スターオーシャン6に関しては発売日にプレイしていましたが、過去作を全てクリアした上で感想を書きたかったので一旦眠らせておきました

こちらは体験版プレイ時から魅せられており、絶対に買うと意気込むほど可能性を感じた作品でしたので、見事大当たりと言えます

以下、個人的な意見をまとめていきます

 

 

良かったところ

ストレスを感じさせないゲーム設計

ストーリーを少し進めるとDUMA(デュマ)と呼ばれる機械生命体が仲間になり、ヴァンガード・アサルト(VA)というシステムが解放されます

これにより指定方向への高速移動が可能となるので、フィールドの移動もスムーズに行えますし、高いところも直接飛んでいけるようになるので行きたいところに思った通りに行けるようになります

また、各フィールドはそれなりに広めに作られていましたが、VAに加えダッシュ時のスピードもかなり速いのでまったくストレスを感じませんでした。早い段階でファストトラベルも使えるようになるのも良かったです

あと細かいですが、道中の会話イベントも多量に用意されている点も作り込みを感じられて良かったです。ファストトラベル時に会話イベントがあると「このまま飛ぶとカットされちゃうよ」というのを教えてくれるのも親切でした

余談ですが、体験版の段階ではフィールド上でFPSが落ちていたので気掛かりでしたが、製品版ではしっかり改善されていたのも評価しています

 

爽快感あふれる戦闘

上記で紹介したVAは戦闘にも活かすことができ、高速移動することで敵の視界から外れ奇襲をかける「ブラインドサイド」が狙えます

これに成功すると敵が一定時間硬直を起こす上に与ダメージが2倍になり、更に攻撃するためのリソース(AP)も増加するので戦闘のキモと言える要素です

最初のチュートリアルでは使い方が良く分からないかもしれませんが、意図的に狙えるようになってくると面白くなってくるかと思います

このシステムはスターオーシャン4の「サイトアウト」をより面白く進化させたものと言えるので、上手く昇華してきたな~と感じました

他にもリンクコンボによる攻撃テンポの良さや、即時出せる回避やガードなどキャラクターを思った通りに動かせる点を評価しています。単純なことではありますが、プレイヤーにストレスを感じさせないための非常に大事な要素だと思います

また今まで同様に主人公以外のキャラクターも操作可能となっており、各々で戦闘スタイルが全く異なるので切り替えながら戦うと結構楽しめます

個人的には刀による強力なカウンター攻撃を狙えるJJというキャラクターが好きです(意外と冗談好きという性格も良いですね)

 

自由度の高いアイテムクリエイション

ついに僕の求めていたアイテムクリエイションが帰ってきました

まずメニュー画面から好きなタイミングでアイテムクリエイションができる点。更に1つ2つの素材からアイテムを作り出せるというシンプルさが戻ったので、とにかくお世話になる機会が増えました

錬金による上位素材の入手に一定の制限がかけられたのは気になりましたが、それでもランクアップは可能になったので店売りの装備より良いものが作れるようになって良かったです

また1つの装備に4つのファクターを付けることができるので、合成が解放されてからは取得EXPや取得FOLを爆増させたり、ボスに特攻を持つ武器を作ったりなど一層楽しむことができました

お馴染みのウェルチを通してシステムが開放されるのも良かったですね

 

いつでもPA回収可能に

過去作では特定のタイミングでしか発生しないPA(プライベートアクション)が多かったため見逃しやすい上に、個別エンディングの条件にも設定されていたりしたので面倒に感じることもありました

ですが本作では、例えストーリークリア後だとしても(おそらく)全てのPAを発生することができるようになったので見逃しがなくなりました

またクリア時に好感度が高いキャラクターの個別エンディングが発生しますが、「惚れ薬ナナリンX」というアイテムを使って好感度を調整することで1つのセーブデータで全キャラクターの個別エンディングを回収できる点も良かったです

 

悪かったところ

セーブデータ問題

これについては自分だけかも、という前置きをしておきます

セーブ画面は、前回セーブしたスロットにカーソルを自動的に合わせてくれる親切設計となっているのですが、ロードしたセーブスロットには合わせてくれないという罠があります

どういうことかというと

  1. セーブAとセーブBを作成する
  2. セーブAをロードする
  3. セーブAにセーブする
  4. セーブBをロードする
  5. セーブBでセーブしようとするとセーブAが選択されている

という挙動となります

自分はレイモンド編をクリアした後にレティシア編のセーブデータを別途作成していましたが、レティシア編でセーブする時にレイモンド編のデータを上書きするという事故が発生しました

ボタンを連打していた自分が悪いので自己責任ではありますが、中々なショックな事故でした

ちなみに泣く泣くクリアし直しましたが、全速で駆け抜ければ10時間もかからずにクリアできることが分かりました

 

トロフィー目線での不満

宝箱の取得状態が不明

フィールドでDUMAの「フィールドスキャン」を使うことで宝箱を見つけ出すことができ、マップに表示されるようになります

これ自体は別に問題ないのですが、トロフィーの1つに全ての宝箱を開けるというものがあります

しかしフィールドの大きさに対してスキャン可能な範囲がそこまで広くなく、高低差が大きいと感知されないこともあったので不便さを感じました

しかも1度開けた宝箱はマップに表示されなくなるので後から開けたかどうかが判別できないのにも苦労しました

スターオーシャン3、4では「トレジャーサーチ」というスキルがあり、全ての宝箱がマップに表示され、開閉状態まで分かるようになっていたため分かりやすかったです。なのでここに関しては改悪かなと思います

アップデートで「フィールドスキャン」が移動中にも使えるようになったので利便性は上がったのですが、上記に関してはノータッチだったのが残念でした


アイテムクリエイションが記録されない

こちらもトロフィー関連で、アイテムクリエイションで90%以上のアイテムを作成というものがあります。しかしレシピを使っての作成ではなくなったため、どのアイテムを作ったのかを後から判別することができなくなりました

そのため片っ端からアイテムを作り直し、都度メモしていく必要が出てしまい非常に面倒でした(正直途中でやめようと思いましたが何とか達成できました)

エネミー情報は記録されており見返すことができるので、宝箱やアイテムクリエイションに関しても見返せるようにして欲しかったです

 

まとめ

いくつか不満点を挙げましたが、ゲームをクリアするだけであればストレスフリーだったので非常に楽しくプレイできました

キャラクターのAIもしっかり作られており、ゲームバランスも良くできていたので戦闘を楽しいと感じられたのが大きかったです

またスターオーシャン2以来の「ダブルヒーローシステム」の復活により、レイモンドとレティシアの両方の視点で物語の展開を見れる作りも良かったです

実は他にもいくつか不満点を挙げる予定でしたが、12月のアップデートで書こうと思っていた所が大体改善されていましたので更に遊びやすくなっているかと思います

 

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