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【Necrobarista】ネクロバリスタ・クリア後の感想・評価

Necrobarista(ネクロバリスタ)をクリアしたのでプレイした感想と評価をまとめます。

まず結論から

そこそこ楽しめるゲームでした

評価は 3.0くらいです

本作はノベルゲームですが、PVからはどんなゲームなのか伺えなかったため気になったことと、ゲームの紹介文を見て以前にプレイしたコーヒートークみたいな感じなのかなぁと思い購入してみました

それは何とも言えない意味で裏切られましたが、これはこれで言うほど悪くはないかなといった着地点でした

以下、個人的な意見をまとめていきます

良かったところ

個性的なキャラクター達

ネクロバリスタ ・キャラクター/ゲーム紹介 でも 記載しましたが、本作に登場するキャラクターは誰もかれもが個性的です

焦点を当てているキャラクターが少ないとは言え、プレイヤーの頭に残るような魅力的な登場人物を描けていて良いと感じました

また、メインストーリーだけでなくサイドストーリーでキャラクターについて掘り下げられているのも良かったです

個人的には、やはりストーリーの中心にいるチェイが好きになりました

 

音楽が良い

『メイドインアビス』、『Florence』の音楽を手掛けた『Kevin Penkin – ケビン・ペンキン』によるサウンド

とストアページにも記載されており、結構有名な方を起用しているようです

どちらの作品も見たことがないので申し訳ない・・・と思いましたが、wikipediaを見たら「盾の勇者の成り上がり」も担当していたので実は知っている方でした

ネクロバリスタは曲の総数は少ないものの、その場面場面に合った音楽が流れてきます

そのため「ノリ」に合った気持ちでストーリーを読むことができました

 

悪かったところ

初見だと背景が分かりづらい

ゲーム開始時の現在に至るまでのストーリー補完が少ないため、置いてけぼりな感じがします

マディの目的も、ネッドの立ち位置も良く分からないままストーリーが進んでしまうため、ただただ読まされている感じが強かったです

そのため面白くなってきたと感じたのはACT2の儀式パートに入ってからで、そう思い始めたらゲームが終わってしまったという状態でした(なぜここで面白いと感じたかは、マディが儀式をおこなおうと躍起になっている理由が分かったからです)

ストーリーの分岐も無く、リプライ性の低いゲームではありますが2周目をプレイすることでより深く理解できるかと思います

 

値段の割に短い

1980円という値段にしてはストーリーがかなり短いです

メインストーリーが約3時間、サイドストーリーが約3時間くらいで、2周しても10時間以内には終わってしまいます

まぁ短いなら短いなりにサクッとプレイできるという利点もありますし、悪くないのでこれが1000円とかだったら納得できるのですが、1980円だとちょっと割高かな~と感じてしまいました

 

後出しDLC

メインストーリーにちょっとだけ出てきたキャラクターや、全く出てこなかったキャラクターが4人いますが、それらを補完するためのDLCを年内にリリースすることを明言しています

元々メインストーリーには絡ませず、あくまでサイドキャラクターとして登場させる考えだったのだと思われますが、そう思うと元からいなくても困らなかった存在とも言えます(マディ達のストーリーに影響が無い)

また、上記でも記載した割高な値段ですが、最初から彼らのストーリーが加わっていれば相応に感じたかもしれません

逆に言えばこの値段だからDLCは無料、とも捉えられますが・・・

 

まとめ

個人的にはバリスタであるマディと、ターミナルに訪れた客(死者)と対話を通して「あの世」に送りだすといったストーリーを望んでいましたがテイストの違うゲームでした(対象が客ではなかった、と見れば強ち間違ってはいないが)

ただ単に文字を眺めるだけのゲームではなく、キャラクター達が動いてくれるためプレイしていて斬新だなと感じました

これからDLCの配信も約束されているため、楽しみに待っていようと思います

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