7/22にSteamにて配信が開始されたNecrobarista(ネクロバリスタ)のゲーム紹介です。
あらすじ
ここはメルボルンの裏路地にあるカフェ。そこは、死者と生者が共存できる唯一の場所であり、死者が最後の24時間を過ごす場所。
このゲームについて
『死とコーヒーで紡がれる物語』
「あの世」と「この世」のその狭間にある、「ターミナル」と称される一軒のコーヒーショップ。そこは、死者と生者が共存できる唯一の場所であり、死者が最後の24時間を過ごす場所でもあります。そんな幻想的な世界で、一人の青年の来店をきっかけに、時を賭けた物語が動き出します。
映画とアニメからインスパイアされた特徴的なビジュアル
『メイドインアビス』、『Florence』の音楽を手掛けた『Kevin Penkin – ケビン・ペンキン』によるサウンド
幻想的なメルボルンのターミナルを一人称視点で探索可能
DIYロボット、錬金術・死霊術、オーストラリアの英雄ネッド・ケリーも登場
https://store.steampowered.com/app/725270/Necrobarista/ より引用
上記を読んでいただければ分かるように、メルボルンにある「ターミナル」というカフェが舞台で、主人公の「マディ」と数人の魅力あるキャラクターとの数日間を描いたストーリーとなっています
ゲームの形式はビジュアルノベルですが、会話を進めるごとにガンガンキャラクターが動くため「読み進めるアニメ」と言えるため、見ていて飽きない作りです
ストーリーは1本道なので分岐性はありませんが、メインストーリーに加えサイドストーリーも複数読むことができます
ただしサイドストーリーを読むにはポイントを消費する必要があるのですが、これについては後述します
登場キャラクター
マディ
カフェ「ターミナル」の現オーナー
現在27歳で、4年前にとある理由からターミナルで働くようになった
ターミナルでは死者が次の場所へ旅立つための見送りをしている
死者が現世にいられるのは24時間と決められているが、時間は売買したり交換することが可能であり、それを利用してターミナルの地下で時間を賭けたギャンブルをおこなっている
これは評議会のガイドライン的にはギリギリな行為でネッドに目を付けられている
ただし死者が24時間以上滞在することは可能であり、その際に発生する時間負債はターミナルに「ツケ」られている
チェイから錬金術、死霊術を教わっており、今はとある儀式を成功させるために動いている
彼女はネクロマンサーでありバリスタである
チェイ
カフェ「ターミナル」の元オーナー
マディからは「1番の親友で元上司で師匠」と呼ばれている
死んでから長い時間を現世で過ごしており、膨大な時間負債を背負っている
そのため痛みを感じたり意識が飛ぶなどの症状が出ている
ジョークが好きで度々披露するため飽きられた目で見られることもしばしば
彼もまたネクロマンサーである
犯罪者と揶揄される低級悪魔(当時の恋人?)を匿っていたことがバレて廃業になったと語っている
ネッド・ケリー
「死の評議会」に所属する監視員
ネッドもまた現世を去らず逃げ続けていた過去があり、長く居座り均衡を乱す「残霊罪」を犯していたが評議会から仕事を与えられ働くこととなった
ターミナルの評議会に対する負債は600時間を超えており、チェイは時間が返せなければカフェを差し出すと契約している
生前からチェイの親友であるが、立場上キツイ言い方をすることもある
ただし業務上そうしているだけであり根からは友のことを心配をしている
ネッドは特殊な見た目をしているが、これはオーストラリアの有名な義賊をモチーフとしているためで甲冑姿を表している
そのためチェイに特別なストローを用意してもらっている
ネッド・ケリー - Wikipedia より引用
アシュリー
13歳の右腕が義手の天才少女
数年前にマディとチェイを見つけ自分の家族としている
重度のカフェイン中毒者で頭痛に悩まされている
境遇や年のせいか、何かにつけてナイフなどを投げつける癖がある
プログラミングにも精通しており、機械いじりが好きなのもあってロボットバトル用のロボットを作ったりしている
章の幕間に3体のロボットによる会話が挟まっている
ヤコビ・ケプラー・ラブレース
アシュリーが作ったロボット達
ゲーム開始と同時に右にいる3体目の「新入り君」が作成される
メインストーリー内では当然喋ることはないが、動作によって感情表現をするシーンが見られる
章の幕間にメインストーリーに対するコメントを入れたりなどのショートストーリーが繰り出される
キシャン
今回「ターミナル」に来た死者の1人
元はコリングウッドに住んでおりボーイフレンドが居た
ネッドから「死の評議会」の話を聞き、自分は次の世界に進みたいのか、現世に留まりたいのかを考えている
その性格からかターミナルの住人から気に入られている
テュアン
自分のことを天才だと思っている16歳
wikipediaで検眼について読み漁り自信をちょっとした専門家だと思っている
ハンナ
天才すぎて困っている16歳
人間観察が趣味で困った時に頭の良さを盾にする
サマンサ
仕事でメルボルンに訪れている32歳
壊滅的なほど忍耐力が高いと評価されている
???
名前どころか作中に姿を現すこともない
オープニングムービーにのみ登場している
悪魔や吸血鬼といったワードが作中に出てくるため、何かしら関係があるのかもしれない
ワード
ストーリーを読んでいると各所にハイライトされたワードが出現する
それらをクリックすることで、そのワードに対する補足事項や皮肉を見ることができる
章の終わりにはメインストーリーに出現したワードを7つ選択するシーンがあり、選択したワードに対応するポイントを取得することができる
サイドストーリー
次章に行くまでの間はカフェの内部を移動することができる
特定のオブジェクトに視点を合わせると色が変わり、上記で取得したポイントを消費してサイドストーリーを読むことができる
こちらはメインストーリーと違い完全に文字だけの小説となっている
メインストーリーの進行に合わせて読めるサイドストーリーが増えていく
都度読むことも可能だが、ゲームクリア後に必要なポイントが配布されるので最後に一気読みすることも可能
今後の展開
発売後のアップデート予定
今後の予定は?
PCのリリースから数日が経ちました。感想やファンアート、ミーム、そして何よりも皆様からの愛に圧倒されました。4年近くかけて開発したゲームをリリースするというのは非常に大きなことで、Necrobaristaを世界に公開できたことをとても嬉しく思います。応援してくださった皆様には感謝の気持ちでいっぱいですが、感謝の気持ちを込めて発表をさせていただきます…
『Necrobarista』は無料DLCを配信します!
Necrobaristaのストーリーに登場したサイドキャラクターに焦点を当てて、ゲームプレイとストーリーを追加します。悩み多き十代の若者たち、秘密主義で気難しいサマンサ、OPムービーのウエストコートを着た葉巻の男、気になっていた方も多いかと思います。ご安心ください!今年の後半には、これらのキャラクターが登場するターミナル内の物語を描くDLCチャプターをいくつか(!)リリースする予定です。今後の情報にご期待ください。
今後の予定は?
まずは少し休ませてください…いえ、現時点で十分に休めました!
さらに次の予定?すぐにDLCの開発に取り掛かります。現在の計画では、年内にすべてのDLCをリリースする予定ですが、ご承知のとおり、計画は遅れることがあります。進捗状況はSNS上でお知らせします!
テュアンやハンナなど、メインストーリーの最中にチラッと出てきたものの、それだけで終わってしまったキャラクターに焦点を当てたサイドストーリーが無料DLCとして配信されるようです
現時点で読めないのが残念ですが、楽しみに待っていようと思います!