NGをトロコンするまでやり込んだのでプレイした感想と評価をまとめます。
まず結論から
予想以上に楽しめる良いゲームでした!
評価は 4.0くらいです
僕は普段ノベルゲームをやらないのですが、公式サイトのイラストに誘われて購入していまいました(しかもジャンルがホラーという)
おそらく10年前くらいに買ったシュタインズ・ゲートが最後にプレイしたノベルゲームだと思います
NGの関連作品として「死印」が発売しておりますが、そちらは未プレイの状態です
そのため繋がりが分からないシーンがちょこっとありましたが、ゲーム自体は楽しんでプレイすることができました
以下、個人的な意見をまとめていきます
良かったところ
引き込まれるストーリー
愛海を助ける、かぐやと対峙するという大枠の目的の中で、怪異を見つける ⇒ 怪異となった原因を調べる ⇒ 浄化するの順に小枠のストーリーが進みます
ストーリーはいくつかのチャプターに分かれており、それぞれ主人公 + 同行者という形で謎解きをしていきます
内容が面白くてテンポよく進むためダレること無く次のチャプターを見たいという気にさせてくれました
また怪異との決戦は救済と破壊でルートが分かれており、取りうる行動でストーリーに変化があるのも良かったです
意外と怖かった
直接的な恐怖というよりは背筋がゾクゾクするタイプの怖さを感じました
映画などにありがちな突然のラップ音、顔面ドアップ!みたいな手法ではなく、バックストーリーや環境音を使ってジトリとした怖さを演出してくれたのが良かったです
特に環境音は良くできており、自分がその場にいるような雰囲気を纏わせてくれました
夜中にヘッドホンでプレイするとなお良いかと思います
個人的には「金時の首太郎」のわらべ歌のボイスがきつかったです
ヒント多めなので詰みにくい
ありがたいことにキーワードだったり謎解きに関連するワードには色がついています
そのため直接あーしろみたいな事は言われませんが、次に何をすれば良いのかというのを自然にナビゲートしてくれました
謎解きがメインなので、あまりにも面倒だとプレイヤーはやる気を無くしてしまいますし丁度良いくらいの難易度だったと思います
悪かったところ
特になし
そこまで粗のあるゲームではありませんでした
選択肢を間違えると即死するというピーキーなシステムを取り入れていますが相手が怪異なので納得できますし、直前の選択肢からすぐにやり直せるため支障はでませんでした
完全クリアするために周回する必要がありましたがスキップ機能も実装されていたので苦にはならなかったです
まとめ
クリアまで一気に駆け抜けてしまうほど面白いゲームでしたが、面白かっただけにもう少しボリュームがあると嬉しかったです
「死印」の方も時間ができたらプレイしてみようかと思います
次作の「シビトマギレ」も開発中なので楽しみです
ホラーノベルゲームが好きな方にオススメです