猫様の下僕姉弟の生活

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【Live2D Cubism 4】イラストの作成とパーツ分け【顔編】

Live2Dで使用するイラストの前準備・顔編です。

イラスト準備

まずはLive2Dで動かしたいキャラクターが描かれたイラストを用意してください

一般的には正面向きのバストアップのイラストが初心者向けとして推奨されています

また、使用するイラストサイズに制限はありませんが、大体1000px~1500pxくらいが良いそうです(全身の場合は2000px~3000pxくらい)

公式サイトの サンプルデータ集 | Live2D Cubism にキャラクターモデルや動画が用意されていますので参考にするのも良いと思います

本ページでは 【グランブルーファンタジー】 2020年十二神将(ビカラ)妄想 で描いたイラストを使用して解説していきます

まずは顔の中からパーツ分けしていきます

パーツは細かくするとクオリティが上がると言われていますが、特に目(まつ毛)は気を付けた方が良いと感じました

理由については各項目にて解説していきます

※パーツ名の左右はキャラクターではなく僕から見ての表記となっています

 

輪郭

輪郭を分ける際に注意が必要なのは、髪に隠れていた部分です

例えば横髪を揺らした際に見えていなかった部分が露出する可能性があるので、しっかり描いておかないと見切れてしまいます

一旦髪の毛のレイヤーを非表示にし輪郭部分だけ表示してください

そうしたら途切れた部分から大体耳の付け根あたりまで描き足すと良いです

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次に肌色のレイヤーを表示させます

そうすると髪の毛の下や、目の付近など塗っていなかった部分が良くわかります

まずは、おでこの辺りまで下地の肌色をガッと塗り、その後、上から影の色をなじませるように置いていきます

頬や鼻の色味は別パーツとして分けた方がクオリティが向上すると思いますが、今回はできるだけやり易い形を取っているため分けずに同レイヤーで作成します

※唇の周りの影は、口パーツ側に描いていくため下地の肌色で塗りつぶしてしまって問題ありません

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今回はケモ耳キャラクターのため左右の耳は描いていないのですが、一応解説のために継ぎ足します

こちらも輪郭と同様に顔を左右に揺らす動作をした際に見えていなかった部分が露出する可能性がありますので、内側までしっかり描き込むと良いでしょう

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目・まつ毛

目はまぶたの開閉や笑顔にする際に大きく変形するパーツとなります

そのため、変形させても綺麗に見えるように他のパーツと比べて細かく分ける必要があります

片目のパーツ分けが終わったら逆側も同様の手順で分解してください(正面のイラストであればレイヤーを複製するのが簡単です)

上まつ毛・横まつ毛・下まつ毛・二重

まずはまつ毛のパーツを3つに分解しましょう

それぞれ分けることで、綺麗にまつ毛を変形できるようになります

また「ここ」で指しているチョンチョンと跳ねている部分も別パーツとして切り出した方がクオリティが上がります(目を閉じた時に、このパーツが独立していると綺麗に下向きに変える事ができる)

二重にしている場合はそのまま切り出せばOKですが、髪の毛やまつ毛に重なっていて途切れていた場合は描き足してあげましょう

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白目

まつ毛や目玉の下にある白目部分です

このパーツは、まぶたの開閉や笑顔にした際に見えないように変形させるので大雑把に描いても問題ありません

また影をざっくりと入れてあげると見栄えが良くなります

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目玉・ハイライト

目玉は、まぶたの開閉や笑顔に変形させるだけなら上下が途切れていても問題ありません

ただし視線を動かしたい場合は目玉が描かれていないと他パーツと同様に見切れて表示されてしまうため、しっかりと円形に描いておきます

またハイライトは目玉とは別パーツとして切り出して独立させてください

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眉毛

眉毛はそのまま切り出せばOKです

髪の毛で隠れていた部分は描き足してあげましょう

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今回は立体的に描いていないため鼻の線だけ切り出します

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もし光や影を考慮した描き方をしているなら、それぞれ別レイヤーとして切り分けると良いです

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口パーツも目と同様に感情に合わせて大きく変形するため、いくつかのパーツに分ける必要があります

また、口の開閉はLive2D側で制御するので口を開けた状態のイラストを用意します(無ければ描き足してください)

舌・歯

舌は見えている部分よりも少し大きめに描きます

例えばモーションを拡張し口パクの種類を増やした時に見切れてしまうのを防ぐことができます

歯も同様に少し大きめに描いておくと良いです

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上唇・下唇

上唇の線をパーツ分けしたら上側に下地の肌色を覆うように塗ってください

この部分が変形時に舌や歯を隠す役割を持ちます

下唇も同様に下側に塗ります(影を付けていた場合は上からなじませるように置いていきます)

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各パーツの確認

ここまでの作業で作成されたレイヤーを確認します

輪郭・耳(3レイヤー)

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目・まつ毛(各7レイヤー)

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眉毛(2レイヤー)

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口・鼻(5レイヤー)

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以上で「顔のパーツ分け」は完了となります

次回は「髪の毛のパーツ分け」をおこないます

 

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