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【Little Witch Nobeta】クリア後の感想・評価(製品版)。魔法を使ったシューティングソウルを楽しもう

Little Witch Nobeta(リトルウィッチノベタ)の製品版をクリアしたのでプレイした感想と評価をまとめます。

まず結論から

期待通り楽しめる良いゲームでした!

評価は 4.0くらいです

アーリーアクセスから約2年、本体のアップデートが一度も行わること無くいきなり製品版へアップグレードされましたが、しっかりと続きが作られており安心しました

一部気になる点がありましたが、プレイ内容に関しては変わらず楽しめたので良かったのです

以下、個人的な意見をまとめていきます

良かったところ

安定したゲーム性

基本的なシステムはアーリーアクセス版を踏襲し、製品版ではストーリーの続きを追加した形となりましたが、最後まで楽しくプレイできたので安心しました

また、やり込み要素として調査アイテムの回収が追加され、これを集めることでストーリーの背景を知ることができるようになったのは良かったと思います

ジャンルとしてはソウルライクと言われていますが、単純に魂素を使ってレベルを上げるってだけであり、難易度に関しても簡単な方を選べば超強化された状態で遊べるので身構える必要はありません

ただ魔法の種類も据え置きだったのが少々残念でしたが、シンプルに遊べるという点では良かったのかもしれません

 

キャラクターが可愛い

アーリーアクセス版から変わらず、ノベタを含めボスとして登場するターニアやモニカなどキャラクターデザインがとても良かったです

製品版で追加されたヴァネッサや、〇〇〇(ネタバレ防止)も違和感なく作られていました

またコスチュームの変更システムが追加されたので、敵だけでなく主人公にもかなり力を入れているなと感じました

ちなみにBGMもかなり良いです。初見だと聞き入っている余裕がないと思いますので、どこかでゆっくりと聞いてみてください

 

悪かったところ

魔力吸収陣の発動が難しくなった

6月くらい前にリハビリがてら1度やり直しており、魔力吸収陣(パリィ)のタイミングを体に叩き込んでいたのですが、いざ製品版で試したら成功率がかなり落ちました

こんなもんだっけ・・・と思い、残してあった動画を見返してみましたが、どうも受付時間が短くなったように思います

特にアドバンスモードでは魂素(MP)の回復に欠かせないシステムだったので積極的に使う気でいましたが、被弾してゲームオーバーになっては元も子もないので回避安定な仕様となってしまいました

海外スレでもダクソのパリィより難しいなどど言われており、あまりリターンがなく、わざわざ使う必要もない魔法になってしまったのが少々残念です

 

内容が薄いという人たちへ

全てを否定する訳ではないので「悪かったところ」に書きますが、プレイヤーの感想をみて思うところがあるので自分の意見を書いておきます

 

簡単すぎる

製品版の発売にあたり、万人受けするように難易度がかなりマイルドに調整されました

アーリーアクセス版では最初のボス「ゴーストアーマー」ですら非常に強く作られており、何回も負けたのを覚えていますが、製品版では豆腐のように柔らかいボスになっていました

この見た目でハードなゲーム、というのを買っていた身としては少々残念に感じるところもありますが、初戦から躓いて「難しすぎる、クソゲー」などと揶揄されるよりかはマシなのかな・・・と思います

とは言え、そのための難易度選択式では?って気もしますし、正直アドバンスでも特別難しいとは感じなかったのでちょっと下げ過ぎた感は否めません

ただスタンダードと書かれた実質ベリーイージーでプレイしておきながら、とやかく言うのはお門違いかと思いますね

 

ボリュームが少ない

インディーゲーなので内容はこのくらいが丁度良いと思います

しかしここでいうボリュームとは「この値段に対して」、という意味で言われているので、それはそうとしか言えません

元々アーリーアクセス版は1000円くらいだったので、諸々足し込んでも3000円くらいでの販売になるかと思っていましたが、現実は5000円と中々強気な値段設定でした

ただし、だからと言って内容が薄い、といった声には賛同しかねます

ゲーム内ストーリーは非常にシンプルに作られており雰囲気でプレイしている人も多いかと思いますが、それを補うために調査アイテムや外伝動画が用意されています

動画は15分~20分位のムービーコミックが4本用意されており(今後のアップデートで1本追加予定)、ノベタ自身や生魂人形の過去などが描かれています。これが非常にクオリティの高い作りとなっているので、ここに値段の半分が乗っかっているのだと感じました

なので「ただ単にゲームをクリアしてハイ終わり」というプレイヤーには高いと言われても仕方ありません。しかし文句を言うのであれば、しっかりとゲーム内要素を全て消化してからでお願いしたいところです

「エンダーリリィズ」の時もそうでしたが、時系列や用語などの考察を含めて遊んでみると一層楽しめるかと思います

 

某キャラクターの声が酷い

何も言えんかったわ・・・

Vtuberは全く知らないのでCVが発表された時は正直落胆しましたし、ちゃんとした声優に声当てをして貰いたかったですが、それらを含めて製作者の特権なのでまぁいいかと気持ちを切り替えました

実際、第1弾のムービーコミックでターニアとモニカの声がお披露目された時は、行けるやん!と感じましたが・・・製品版にて某キャラクターはちょっとアレでしたね

皆が皆、気になっている点だと思うので改めてつつくのは避けますが、正直あれは擁護不可です

 

まとめ

突然Vtuberにすり寄って炎上したり、アーリーアクセス版から1度もアップデートせずに炎上したり、製品版になったら値段爆増で炎上したりと色々あった本作ですが、個人的には面白い作品だったのでオススメです

ただ値段に関しては強気なので、少し落ち着いてから買った方が良いかもしれません