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【Little Witch Nobeta】クリア後の感想・評価(アーリーアクセス版)

Little Witch Nobeta(リトルウィッチノベタ)のアーリーアクセス版をクリアしたのでプレイした感想と評価をまとめます。

まず結論から

思ったより楽しめる良いゲームでした!

評価は 4.0くらいです

最初にストアページの動画を見た時は、いちいち魔法を切り替えて戦うの面倒そうだなぁって思いましたが実際にプレイしたところ煩わしさは一切感じませんでした

むしろ見た目とは裏腹な難易度や、ソウルライクなシステムのおかげで一気にプレイするほどのめり込んでしまいました

以下、個人的な意見をまとめていきます

※製品版での感想はこちらに記載しています

www.geboku-kyoudai.com

良かったところ

ゲーム性が良い

魔法によるシューティング色が強く見えたためプレイ前は遠距離でチクチクするゲームかと思いましたが、実際はMPは少なめで杖による物理攻撃やジャスト回避、カウンター攻撃などを織り交ぜて戦う必要があり緊張感が適度にありました

アーリーアクセス版では4種類の攻撃魔法があり、それぞれ異なった特性を持っています

それらを使い分けて攻略していくのも楽しかったです

(ただしライトニングは1周目の隠しエリアで入手なので実際は3種類ですが)

今後のアップデートで魔法の数が倍くらいになったら更に面白さが増すと思います

 

キャラクターが可愛い

ノベタを含めボスとして登場するターニアやモニカなどキャラクターデザインがとても良かったです

それ故に戦って倒した後に吸収するのが心苦しく感じることもありますが、彼女らの願いを引き継ぐというドラマがあるのは良いと思いました

また、全体的にモーションがかなり作り込まれているため違和感を全く感じなかった点も評価できます

 

オリジナリティのあるシステム

公式の発言からダークソウルと比較されていますが、イメージ的にはソウルライクなゲームという認識です(なぜなら類似点がソウルによる強化くらいだから)

キャラクターの強化には敵から入手できるソウルを使用しますが、これの扱いが個人的には良かったです

普通に敵にやられてもソウルを失うことはなく、劣化したアイテムを使用して呪いが蓄積すると割合でロストするシステムとなっています

これのおかげで回復を使わずに潜れるところまで行く ⇒ やられてしまってもソウルは持っているのでキャラクターの強化ができる ⇒ 強くなった状態で再挑戦できる、といった良い循環が起きるからです

呪いは女神像に祈れば解除されるため、アイテムをガンガン使って次の女神像を目指すという攻略もできるのが良かったです

 

悪かったところ

若干のモッサリ感

プレイしているとそこまで強く感じませんが、見返してみると各モーションがモッサリしているように感じました(ヒットストップのせい?)

ゲームスピードを上げすぎてしまうと難易度が跳ね上がるため調整項目としては難しい点だとは思いますが、個人的には1.25倍くらいにしたら丁度良さそうだと思います

 

ストーリーが薄い

薄いという表現であっているのか分かりませんが、文字数自体が少ないためノベタの立ち位置が分かりづらかったです

大枠としては黒猫に従い玉座を目指すというものですが、その黒猫がやたら攻撃的な口調だったりして不信に感じました(本当に味方なのか、という考えをプレイヤーに与えるため?)

あとは意訳はできますが翻訳がちょっとおかしい点が散見されたので修正されることを期待しています

 

敵の種類が乏しい

1ステージに2体ずつくらい敵が追加されますが、亡霊系の敵が多くディテールが決まっていないため見飽きてしまいます

また強い版は色違い(赤)だったりなので是非敵の種類も増やして欲しいです

とはいえステージもそこまで大きくないので、ごちゃごちゃしない程度に混ぜ込むのは難しいのかなーとも思っています

 

まとめ

アーリーアクセス版ということで悪く思う点もポツポツ挙げましたが、逆に現状でこれほどのクオリティなら満足できる部類です

他プレイヤーからも高評価を得ているようで多くのレビューが集まっていますので、より良いゲームになるようにブラッシュアップされることを期待しています

完成するまでに1,2年かかるとコメントされているので完全版が出るのは結構先になってしまいますが今から楽しみです

後は会話パートにもボイスがつくと良いですね

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