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【DNF DUEL】オープンβテストをプレイした感想・評価レビュー

DNF DUELのオープンβテストをプレイした感想と評価レビューをまとめます。

まず結論から

アラド戦記好きな人には合う良ゲームでした

評価は           4.0くらいです

DNF(Dungeon&Fighter)は日本だとアラド戦記という名前のMMOで、今では15周年という長寿タイトルであり韓国ではかなり人気なゲームです

アラドは過去にソシャゲとして配信されたことがあったり、アニメがやっていたりと知名度はある方なので知っている人も多いかもしれません

かく言う自分も大学生の頃にドはまりし、ひたすら決闘場に籠っていたプレイヤーです(もしかしたら知っている人がいるかも・・・?)格ゲーは下手なんですが、あまりの懐かしさにオープンβに手を出してみました

以下、個人的な意見をまとめていきます

 

良かったところ

原作に忠実なスキル

各キャラクターには弱攻撃・強攻撃・スキル・MPスキルが割り当てられており、この中で使えるスキルはオンラインゲームのものを忠実に再現したものとなっていました

例えばバーサーカーであれば「鬼切り、アッパースラッシュ、ゴアクロス、崩山撃、ブラッドスマッシュ、アッシュフォーク、フレンジ、ブラッディレイブ、レイジングフューリー、ブラッドソード、狂乱の宴、アウトレージブレイク、ブラッドリブン、渇き」が使用可能です。書いてて懐かしくなりますね・・・

丸っきり決闘と同じとまでは言えませんが、アパスラや血柱などは打ち上げ効果を持つため対空やコンボの起点にすることができます。またフレンジ使用後は各スキルを強化状態で撃つことができるので使い分けが可能です(ただしHPを消費するので注意が必要)

他のキャラも一通り触りましたが満足のいく作りとなっていました。また、オンゲーの方はドットですが本作は2.5Dとなっているため、現代版のアラド戦記として楽しむことができます

 

色々なキャラクターが用意されている

数年前に引退した身ですが、操作できるキャラクターは2次職がメインとなっているため自分が知っている範囲で遊べたので良かったです。オープンβでは下記キャラクターが操作できました

  • バーサーカー
  • 異端審問官
  • 男グラップラー
  • 女ストライカー
  • 男レンジャー
  • ヒットマン
  • ドラゴンナイト
  • ヴァンガード
  • くノ一
  • 男クルセイダー

中でも「異端審問官、ヒットマン、ドラゴンナイト」は全く知らないキャラクターだったので新鮮味も感じられて良かったです

また今回未登場となる「女鬼剣士、女ガンナー、男メイジ、女メイジ」の参戦も楽しみであります(さすがにダークナイトとクリエイターは出せないかな?)

 

軽度なコンボゲー

ブレイブルーやグラブルVSと違い長いコンボは存在せず、コマンドも簡略化されているため操作面はお手軽でした。そのためキャンセルを含まないコンボであれば弱攻撃→強攻撃→スキルとボタン連打でつなぐことができます

システム的にはMP消費でスキルを使うことからグラブルVSのアビリティ(クールタイム)が近く、1戦があまり長引かないのはギルティギアに近いと思います

ただし攻撃方法が少ないためキャラクターによっては崩しが難しかったりするので扱いにくいと感じる面もありました

 

悪かったところ

サーバー環境が整っていない

どうやら開発陣が思っているよりも多くのプレイヤーが参戦したようでサーバーに負荷がかかりまくりました。そのためオープンβが始まってから1時間ろくに試合もできないままメンテナンス行きに・・・

その後もメンテ終了→再メンテ→試合できてもサーバーから切断→再メンテの繰り返しとなってしまい、1日目はあまり遊べませんでした(昼間に遊ぶつもりでしたが、19時までメンテナンスしていました)

ギルティギアのオープンβテスト位とはいかないにしろ過去のノウハウがあるはずなので、もうちょい環境を整えておいて欲しかったです

とは言えゲームバランスだけでなく、そう言った面を調査するためのオープンβテストですのでマイナス評価とはしていません

 

チュートリアルが存在しない

オープンβテストは機能を限定していると書いてありましたが、まさかのオンラインマッチしか選択肢がないため、どれが何のボタンかも分からないままいきなり生身の人間と対戦させられました。またトレーニングモードどころかゲーム内でコマンドリストを見ることもできないのが厳しかったです

一応Twitter上で各システムの説明動画やコマンドリストを展開していたため確認はできましたが、さすがにそのくらいはゲーム内で分かるようにして欲しかったです

 

キャラ性能差を大きく感じる

技のリーチや対空性能に差が感じられたため特定のキャラは触っていて厳しいと思いました。特に顕著に感じたのは男グラップラーと女ストライカーなどの近接キャラです

アラド戦記の決闘ではグラップラーならパワーホールド(掴み技強化、掴み動作中ハイパーアーマー)、ストライカーならハイパーアーマー(一定時間ハイパーアーマー)といった強化技があり、起点づくりやコンボ中の火力上げに使われていました。ですが、そういった職業の代表ともいえるスキルが存在しないため遠距離技や固めを持っている相手に近づくのが難しく、崩し性能も高いわけではないのでジリ貧になりがちでした(研究が足りないと言えばそこまでですが)

また横軸しかないため疾風脚の性能が微妙だったり、牽制技として使える念弾がないなどコンボを始動させるのがより難しいと感じました(スキルに関しては他のキャラにも同じことが言えますが・・・)

その他にも個人的には異端審問官の「車輪の刑」、くノ一の「火炎旋風」が固め技としてずば抜けていると思います。スキル使用時に本体も自由に動けるため長時間固めた上で他の攻撃を被せ一方的にHPゲージを削ることができ、反撃に失敗するとガード時の白ゲージが削られ一気に大ダメージとして襲ってきます

あとヴァンガードは原作通りとはいえ槍の範囲がえぐ過ぎて近接キャラだと死ねました。女ストライカーを使ったとき全然近寄れなくて「どうやったら勝てるんやこれ・・・」って気持ちになりました

 

まとめ

過去にアラド戦記をそこそこの期間やっていただけあって格ゲー版も触っていて楽しかったです。勿論やっていて思うところもあり、操作の勝手は決闘場のまんまとは言えませんが、クオリティも高いですしこれはこれでアリです

格ゲーはコンボを覚えるのが大変なので嫌厭されがちですが、(キャンセルを用いた高火力コンボを狙わなければ)ポチポチするだけでもコンボになってダメージを入れられる作りとなっていたので初心者でも取っ付きやすいかと思います

ただし格ゲー自体の人口が決して多いと言えるわけでなく、初心者は他ゲーで慣れている人にボコられてすぐやめてしまうというのが常かと思います。実際10連敗とかしてスキル差を思い知らされました

色々と書いてきましたが、アラド戦記というネームバリューがどこまで通用するかが気になりますね。2022年の夏に発売するらしいので楽しみに待っています