猫様の下僕姉弟の生活

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【CODE VEIN】 体験版 レビュー

CODE VEIN(コードヴェイン)は作品発表からの開発延期のコンボによって長い間待っておりましたが、ついに発売日も間近となり体験版も配信されたので早速プレイしてみました。

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https://www.code-vein.com/

 

・どういうストーリー?

「大崩壊」と呼ばれる災厄が突如発生し、多くの都市や人間を失った荒廃とした世界が舞台となる。

 大崩壊と同時に発生した異形と対抗するために死者を素体として作られた吸血鬼(レヴナント)を人為的に開発。

吸血鬼は高い身体能力に加え個々に特殊な能力を持っており、心臓を破壊されない限り何度でも蘇ることができる。

ただし蘇るのには代償が伴い、少なからず記憶を失う。しかし本人たちは記憶を失ったこと自体に気づくことができない

彼らは定量の血を摂取しなければ自我を失ってしまい血を求めてさまよう異形、堕鬼(ロスト)になってしまう。1度堕鬼になると2度と吸血鬼に戻ることはできない

 

総督府は限られた人間と血涙を管理するべく圧政を敷いており、吸血鬼の活動の監視や、血涙の徴収を行っている。

血無しでは生きられない吸血鬼達は強い反感を持つものの、反抗すれば自身が堕鬼になる恐怖から従いざるおえない状況。

そんな彼らが血と真実を求め、堕鬼が蔓延る世界へと挑む。

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 良かったところ

ソウルライクなシステム

やはり1番の目玉はこれですね。

僕はソウルシリーズが大好きでデモンズソウルの時からお世話になっています。

ダークファンタジーな世界観や高い難易度、新しいエリアを探索する楽しみや自分にあったビルドを模索し色々な装備を使う。どれもプレイヤーを楽しいと感じさせてくれるスパイスとなっております。

特にボス戦での何回も負けた後の勝利の達成感がなんともたまりません。

例に漏れず、CODE VEINもそういった要素が色濃く出ていました。

 

自由度の高いキャラクタークリエイト

ゴッドイーターの時からキャラクリはそれなりに出来ましたが、今作は更に上を行っています。

詳細設定から、かなり細かい所までエディットできることに感動しました。

特に驚いたのがパレットカラーの多さ!

31パレット中から更に24種類の色を選べます。すごい。

しかもベースカラーに加え影になる部分の色だったり、光の反射具合だったりもいじることができます。

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また、アクセサリ類も大量に用意されており帽子やネックレス、メガネやグローブなどがありました。

更にいいなと思ったのはベースの髪型に加えてアクセサリ枠で追加で髪の毛を選択できることですね。男性キャラは恩恵が少ないかもですが、チョロ毛を生やしたりサイドテールにしたりなど自分の思い描いたキャラクターを作れるのではないでしょうか。

吸血鬼は瘴気による血の渇きを抑えるために浄化マスクを着用するのですが、これがホントに格好よくてお気に入りです!

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同行者の存在

体験版では「崩壊都市地下区域」や「深層」攻略時に同行者をつけることができます。

かなりAIの出来が良く、機敏に動きながらプレイヤーと共に戦ってくれました。

特に良かったのはギフトヒールの存在ですね。自身のHPを犠牲に同行者のHPを回復させる連血ですが、これの神髄は蘇生が可能なところです。

HPが0になった直後3秒程度は意識が残っており、この間にギフトヒールを行えば戦線に復帰できます。

万能感がありますが、隙もあるのでギフトヒールを行った直後に共倒れ・・・なんてこともありますので使用には注意も必要ですね。

もちろん、ターゲッティングの分散を嫌ったり腕に自信のある方は「同行者なし」が選べますのでより緊張感のある戦いができると思います。

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様々な装備


やはり色々な装備で戦えるのは嬉しいポイントです。

体験版では、片手剣・両手剣・曲刀・大槌・斧・銃剣 + 防具兼吸血武器の牙装が確認できました。

それぞれに能力値の補正や必要パラメータ、性能が記載されておりますが、中でも面白いと感じたのは左下に記載されている回避性能の部分ですね。

総重量に対する割合から、「ステップ」→「ローリング」→「ヘヴィーローリング」と変化します。

現在装備しているモノで計算されるため、片手剣と両手剣を同時にセットしていても装備している武器が片手剣ならローリングが、両手剣に切り替えるとヘヴィーローリングに変わるといった感じです。

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独特なビルドシステム

本作はステータスの割り振りはなく、レベルアップ制です。

ではどうやってキャラに特色を持たせるのかというと「ブラッドコード」というシステムがあります。

体験版では7種類確認できますが、近接向きの「ファイター」やサポート向きの「レンジャー」、遠距離向きの「キャスター」などがあります。

主人公は他の吸血鬼の血を取り込むことでブラッドコードを増やすことができますので、自分にあったスタイルを見つけたり、いつもと違った戦いかたをしたりなど戦闘に幅が持たせられそうです。

僕のオススメはルイのブラッドコードである「プロメテウス」です。

他のブラッドコードに比べるとHPが少し低いですが、スタミナ量の補正と技量剣士寄りのステータスが扱いやすかったです。

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連血(スキル)

スキルの存在は、従来のソウルシリーズとの大きな相違点です。

それぞれのブラッドコードには連血が用意されており、ヘイズを消費することで取得することができます。

これをショートカットに最大8個まで設定することができ、強烈な攻撃を行ったり自身や味方にバフをかけたりなどを行うことができます。

クールタイムがあるのと、冥血を消費するため無制限に使用することはできませんが上手く使うことができれば戦闘を優位に運ぶことができます。

また、アクティブスキルの他にもパッシブスキルを4つ着けることができます。

最大HPの上昇や、スタミナ回復速度アップなどがあり、所謂指輪枠と考えてもらうと伝わりやすいと思います。

回避性能の向上などボス戦で便利そうなものがありますね。

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悪かったところ

これといったのは無い

正直なところゲームシステムは高水準にまとまっており気になる点は、ほとんどありませんでした。

それでも強いてあげるとすれば

①プレイヤーがバックスタブを狙っているのに同行者が遠距離攻撃を先にしてしまう

②回避におけるスタミナ消費が大きく感じた。またスタミナ回復が遅い

といったところでしょうか。

集中システムがありますので、スタミナ消費もそんなもんかなぁって思っています。緑化の指輪ください。

 

まとめ

結論から言うと買い、の一言ですね。

公式サイトにある紹介PVを見たときは、若干もっさりしているような・・・そんな印象を持っていました。

しかし前回あったネットワークテスト時の反応から色々な微調整を加えていただいた結果、特に不満もなく楽しくプレイを行うことができました。

アクション面だけでなく、主人公の謎や吸血鬼の行く末などストーリーもとても気になっております!

 

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