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【エルデンリング】クリア&トロコンを経ての感想・評価

ELDEN RING(エルデンリング)をトロコンするまでやり込んだのでプレイした感想と評価をまとめます。

まず結論から

めちゃくちゃ面白いゲームでした

評価は           4.5くらいです

エルデンリングは同社から発売されているソウルシリーズを順当に進化させたゲーム内容となっており、ステージがオープンワールド化したため広大なフィールドを自由に探索できるようになりました

ネットワークテスト版に参加した時は、正直あまり変わり映えしなかったためダークソウル3の拡張MODみたいな印象を受けましたが実物は非常に面白いゲームに仕上がっていました

また発売してから約1か月間でやっとこクリアできたのでボリュームも相当ありました

以下、個人的な意見をまとめていきます

※全てのボスを遺灰なしの完全ソロでクリアした目線で記載しています

 

良かったところ

広大なフィールド&ボリューミー

本作はチュートリアルを終えると「リムクレイブ」というエリアから開始します

そしてこの段階から前半のステージであれば自由に移動することができるので、本来であればもっとレベルを上げていくようなダンジョンに乗り込んでアイテムや武器を入手するなんてことも可能となりました

また各エリアには廃墟や坑道といったロケーションが大量に用意されており、「何もない空虚な場所」が存在しません。そして、それぞれの場所には何かしらの報酬が用意されています

霊馬を何となく走らせるだけでも新たな発見があり、そこで新しい装備、新しい魔術、新しい祈祷など様々な未知と出会うことができ探索意欲を掻き立てられます

そんなこんなでエリアを隅から隅まで探索しているとかなりのプレイ時間となり、そろそろボスを倒すかーで進めると次のエリアが出現し、新しいロケーションがまだまだあることを思い知らされます

これを繰り返した結果クリアまで約180時間ほどかかってしまいました

新作ソフトをフルプライスで買ったものの2,3日で終わるようなボリュームしかなかった・・・なんてゲームもザラではないですが、想像していた4倍くらい遊べてビビりました。本当に9000円弱でこんなに遊べていいのか?!と思うくらいです

勿論、本筋だけを進めればもっと短い時間でクリアも可能ですが、どうせならじっくりと遊び倒すことをオススメします

 

様々な装備品たち

上記でも挙げましたが本当に沢山の武器、防具、魔術、祈祷が用意されています

中でも通常武器であれば戦技の付け替えが自由に行えるようになったことや、特殊武器には固有のカッコイイ戦技が設定されていたりと様々な武器を試してみたくなるような作りとなっていました

装備品は要求ステータスを満たしていないと装備できない仕様ですが、その場合でも「産まれ直し」というステータスを再振り分けできる機能が用意されているため手軽にビルドの変更を試すことができるようになっていました

また、「産まれ直し」をするには特定のアイテムを消費する必要がありますが、こちらは過去作に比べると簡単に入手できるようになっているので気軽に使っていけて良かったです(更にキャラクターの見た目とかも変更可能です)

そのため「脳筋キャラに飽きたから魔術師ビルドに変えよう」とか「マルチプレイしたいから祈祷ビルドでサポートしよう」などロールプレイに合わせてキャラクターを調整できます

あと細かい所ですが、敵が装備している武器や防具は大体ドロップするように設定されているためより自然な作りになっているなと感じました。どのゲームでもそうですが、こいつが使っていたんだから死体から剥ぎ取れるだろって思うことがあったので、そのもどかしさが無くて良かったです

ただし結構粘らないとドロップしない物も少なくないので装備コレクターの方には茨の道かもしれません

 

歯ごたえのある難易度

メインストーリーで戦う大ボスを想定した感想ですが、どれもかなり強く作られているなと感じました。初見プレイでは全てソロで挑戦すると決めていたので遺灰なしでプレイしていましたが、結構負けこむことが多く勝てるようになるまでに時間がかかってしまいました

その中でも「ミケラの刃、マレニア」は屈指の強さを誇るため、多くのプレイヤーを苦しめていることがうかがえます

とはいえソロでも遺灰を使ったり、他プレイヤーに助けてもらったりすればターゲットが分散するため攻撃チャンスが増えたり、体勢を立て直し易かったりとかなり簡単になるのでサクサク進めたい人や初心者の人でも問題なくプレイできると思います(ガチ初心者は厳しいと思いますが・・・)

また上記に加え強力な戦技や魔術など、現バージョンに合った強ビルドを取り入れると更に楽になるかと思います(つまらなくなると判断したので使いませんでしたが、修正前の「霜踏み」とか「夜と炎の剣」が該当)

すぐに弱体化されそうな気がしますが、今だと神秘ビルド(主に屍山血河)が強いのでオススメです

 

悪かったところ

英雄墓などにある即死罠がクソofクソ

ロケーションの1つに「〇〇の英雄墓」というダンジョンがあるのですが、ここには移動式の即死罠が設置されており、死んだら入り口からやりなおしになるのでテンポが悪く非常に面倒でつまらなかったです(ただしHPが多かったり、当たり所によっては死なないこともある)

場所によってはパターンを掴むのが難しかったり、一筋縄では進めないような作りになっていることもあったので、ただただ面倒なクソofクソなギミックだと感じました

ステージによっては手順を踏むことでこの罠を破壊できるところもありますが、初見ではまず気づけない内容です

途中にチェックポイントさえあれば別に文句は無い内容でしたが、残念ながらマイナス対象となってしまいました

 

雑魚敵やボスのHPがやたらと多い

ゲームボリュームが多いことに合わせてか、後半の敵はかなりHPが高く作られています。これはステージ進行におけるレベルデザインが高めに想定されていることがうかがえますが、大してルーンも落とさないのに無駄に硬いだけの敵が増えてくるので道中は走り抜けてしまうのが安定してしまいます

敵の攻撃力も非常に高いため3,4回ダメージを受けると死亡するシーンも珍しくなく、やや面倒に感じることもありました

これはボスにも適応されておりHPが多いため1戦1戦がやたら長く感じ、更に第2形態でもう1回HPを削らなければならないこともありました

また、ちょっとミスっただけでそのまま即死することも多く、戦っていて楽しくないと感じさせられるボスがいたことも確かです。しかも回復狩りを行うAIが多いため、隙を探さなければならないのも難しさの要因かと思います

更にダークソウル2を彷彿させるような、とりあえず複数体出しておけば難しくなるだろう的なボスもいたのも辛かったです

とはいえ、これは完全ソロプレイをした場合での話ですし、遺灰システムがあるので恐らく複数人を相手することを前提に調整されているのかと思いました

逆にターゲット分散するだけで結構簡単になるので、そう考えると良い塩梅なのかなと感じます

ただ別枠として、一般プレイヤーはやらない内容ですが初期レベル縛りはかなり難しくなったと言えます

過去にダークソウル3、ブラッドボーンを初期レベルでクリアしていますが、本作の初期レベルプレイを10時間程度やった感じ、こちらの火力に対してボスのHPを考えると中々厳しいかなーと思いました(序盤はガッツリ武器強化していれば楽ですがね)

唯一、武器強化値に応じて戦技ダメージに最低保証があるのが救いです

 

バグを利用した侵入者が多い

これは早い段階で修正されつつありますが、「火の大罪」や「デターミネーション、王騎士の決意」、「カーリアの返報」などを利用したバグ技を対人に持ち込んでくる輩が多かったです

エルデンリングでは特定のアイテムを使用しているプレイヤー以外は、マルチプレイ中のプレイヤーの元にしか侵入できなくなりました。そのため複数人を相手にしなければならないので厳しい状況であることは分かるのですが、流石にバグ技を使ってまで来られるのは迷惑でしかないので止めて欲しいです

またPC版ではチート利用の侵入者も現れており、侵入先のプレイヤーに本来入手できない没アイテムを付与しアカBANさせたり、ゲームのクラッシュや即死ループにより正常にプレイできなくさせたりなど危険な状態となっています

 

まとめ

楽しい時間を1か月間も味わうことができ、非常に満足のいくゲームでした

販売本数が好調なためプレイヤーも多く、色々な人とマッチングできるので不慣れな人でもクリアまで行けるかと思います(むしろ取り合いが発生しているレベル)

また、従来通りであれば今後DLCが発表されると思いますので、新たな展開にも期待しております

ただ自分は1本のソフトを遊びつくすタイプなので良かったですが、あまり時間をかけたくないという人には合わないかなと思います

ソウルシリーズが好きな人、オープンワールドが好きな人、アクションゲームが好きな人にオススメの1作と言えます

 

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